旬で定番な話のネタ日記

旬でありながらも定番ともなるちょっとためになる話のネタを集めます。

葛根湯の効果はいかほど?風邪だけじゃなく肩こりにも!副作用はある?

「葛根湯」と言えば、風邪の症状に効くという

イメージの強い漢方薬です。

 

咳や発熱などの症状があらわれたときに葛根湯を飲む、

という人は多いと思いますが…。

 

じつは葛根湯、風邪の諸症状だけではなく、

肩こりや筋肉痛などにも効果があるんです!

 

今回はそんな葛根湯のあまり知られていない効果について

調べてみました。

 

 

 

 葛根湯の効果は肩こりにも?その成分や仕組みとは

 なぜ葛根湯が肩こりにも効くのか…

その理由を知るにはまず葛根湯とは

どんな漢方なのかを知る必要があります。

 

葛根湯は7つの生薬を組み合わせて作られた漢方薬

 

7つの生薬にはそれぞれ違った働きがあり、

解熱作用や発汗作用、胃腸の働きを助けたり

筋肉の緊張を緩和したり…。

 

これらが一つに合わさることで「葛根湯」という漢方薬となり、

様々な症状に効果を発揮できるのです。

 

肩こりというのは、冷えなどの理由で血流のめぐりが悪くなり、

筋肉が凝り固まってしまった状態です。

 

葛根湯には体を温め血流を良くする働きがありますから、

それにより筋肉の緊張がほぐれ、肩こりを改善することができるのです。

 

メーカーによって成分の配合は違い、

より肩こりへの効能に特化したものもあるので、

肩こり解消目的で葛根湯を飲むならば、

そういったものを選ぶのがおすすめです。

 

その他にも腰痛、頭痛、にきび、じんましんなど

様々な症状に効果があるとされているので、

ぜひ一つは家に常備しておきたいですね!

 

薬の飲めない妊娠中や授乳中にも重宝されます。

 

 

葛根湯の効果はわかったけれど…副作用はあるの?

 

様々な症状に効果的な葛根湯。

しかしそんなに効くということは、

ひょっとするとその分副作用も大きいのでは…?

と少し心配になりますね。

 

やはり漢方薬と言えども薬ですから、

それなりに副作用は存在します。

主な副作用は食欲不振、発汗過多、動悸、発疹、かゆみなど。

 

副作用を防ぐためには、

きちんと用法容量を守って飲むことが大切です。

 

基本的に葛根湯は風邪の引き始めや症状の軽い時など、

ある程度の体力がある時に服用するものです。

 

すでに症状が重症化してしまっている場合や、

著しく体力が削られている状態で飲むと、

上記のような副作用が起こりやすくなってしまうので

気をつけましょう。

 

より葛根湯の効果を引き出すためには「タイミング」が重要なのです。

 

また、もともと胃腸が悪いなど何か持病を抱えている人は、

自己判断ではなくきちんと病院で確認してからの服用が望ましいです。

 

もし万が一副作用が起きてしまった場合は、

すぐに服用を中止して、病院で診てもらいましょう。

 

 

まとめ

 

葛根湯はかつて「万能薬」とも呼ばれていたほど、

様々な症状に効果のある漢方薬です。

 

薬の技術が進歩している現在でも、

その存在価値が揺らぐことはありません。

 

もしも何か常備薬を置いておきたいなと思っている人がいたら、

ぜひ葛根湯をおすすめしたいですね。