これで完璧!エスカレーターの乗り方講座…海外ではどっち寄り?地域差や上司相手のマナー
関東と関西ではエスカレーターの乗り方が違うというのは、
よく知られていますね。
しかし、そもそもエスカレーターの乗り方に決まりがない、
という地域の人にとっては、
「関東は右寄り?左寄り?関西はどっちだっけ?」
と分からなくなってしまいます。
そして地域による違いの他にも、
「上座・下座」などエレベーターと同じようにマナーがあります。
そこで、今回はエスカレーターの乗り方の違いや、
上司と乗る際のマナーなどについて紹介していこうと思います!
エスカレーターの乗り方を地域別にチェック!
日本国内では意見が真っ二つに分かれる
「エスカレーターでの立ち位置」問題。
大まかには「関東は左側に立ち、関西は右側に立つ」
と言われます。
しかしこれでは大雑把すぎて、どこからが右立ちと左立ちの境界線なのかも
わかりません。
そこで、もう少し詳しく見ていくと、衝撃の事実が。
「右側に立つのがマナー」と多くの人が認識していた都道府県は、
なんと大阪、兵庫、和歌山の3県のみ!
関西でもそれ以外のところは、左立ちだったり、
明確な左右の区別がなかったり。
全国的にも圧倒的に左側に立つ地域のほうが多いようなので、
迷った時はとりあえず左側に立っておくと、
間違える確率は少なくて済みますね。
それでは、日本意外の諸外国ではどのようなマナーになっているのでしょうか?
じつは日本とは反対で、右側に立つ国のほうが
多いという結果があるのです。
日本では少数派の右側立ちが、より国際的なマナーに
近かったということですね。
ただし海外でも日本でも言えることですが、
「特に決まりはない」「流れにまかせる」という場所や意見も多いです。
知識に頼るよりも、その場の雰囲気や流れをよく見て対処するのが
一番なのかもしれません。
わからなければ社会人失格!?エレベーターの乗り方…上司はどこに立ち位置は?
テーブル、車の座る位置、エレベーターの立ち位置については、
ビジネスマナーとしてよく頭に入っている人も多いでしょう。
しかし、エスカレーターの場合はどうでしょうか?
あまり上司とエスカレーターに乗るという機会はないかもしれませんが…
知っておいて損はありません。
基本は他のケースと同様で、「上座」に上司など
目上の方に立っていただくのですが…。
これは、立つ位置がそのまま「上座・下座」になります。
つまり、上りのエスカレーターでは上司に先に載っていただき、
自分は後から下の段へ。
逆に下りのエスカレーターの場合は自分が先に載り、
上司に後から上の段へ載っていただきます。
これは上司のほうの目線を上にし、自分が見下ろさないようにするため。
このポイントを押さえておけば大丈夫です。
あと、落下などのアクシデントがあった時に対応できるようにするためです。
まあ普通に考えても、上司の目の前に自分の尻を向ける…
なんてのは失礼極まりないですからね。
まとめ
じつはエスカレーターは、基本的には故障の可能性があるため
「歩行禁止」となっています。
片側だけに重さがかかるのも、あまり良いことではないようです。
しかしだからと言って、人々の流れに逆らってまで
歩く人の行く手を阻むのも危険。
その時々で臨機応変に対応するのがベストです。