未熟果とは？ペクチン豊富でりんごや梅のほかに何がある！？

「未熟果」と聞くと、

「熟していない果物なのでおいしくないのではないか」

「食べられないのではないか」

「栄養面からみても熟している方がいいでしょ！？」

と思ってしまいがち。

私も、そう思いました。

でも、今、未熟化が色々と注目されているのです。

未熟果とは？ペクチンが豊富って聞くけどいったい何なの！？

未熟果とは、

しっかりと熟される前の果実のこと

を言います。

スーパーや果物屋、八百屋で並べられている

果実の状態よりも小さく、

また、色も熟されていないため、

熟されている状態と異なっています。

梅やりんごは緑色で大きさも

熟したものに比べて小さいものです。

天候不良などによって、

熟す前に落ちてしまった果実などは、

今まで捨てられていました。

しかし、研究が進み、熟される前の果実にも

色々な栄養素、体に良いことがわかりました。

未熟果の代表と言われているものの一つに

りんごがあります。

未熟果のりんごは、

ペクチンが豊富だと言われています。

ペクチンとは、りんごやかんきつ類などに

多く含まれている食物繊維の一つで、

ジャムなどを固めたりする食品添加物としても

使われている身近な素材です。

ペクチンには、

・コレステロールの低下

・血糖値の上昇を抑える効果

・便秘を改善してくれる働き

などがあり、注目されている素材なのです。

そんなペクチンが未熟果には

たっぷり含まれているのです。

そのため、健康食品などに

用いられているのです。

今まで、未熟果は捨てられたりしていました。

しかし、捨てるのではなく、

形を変えて健康食品として用いられていることは

大変素晴らしいことです。

農家にとっても嬉しいことです。

そして消費者にとってもより健康に良い、

天然のものが手に入ることはとっても嬉しいことです。

そんな未熟果は、様々な研究者が注目しているのです。

現在、りんごの未熟果はペクチン以外にも

注目されているのです。

それは未熟果の渋みです。

その渋みはポリフェノールが豊富に含まれており、

がん予防、虫歯予防、美白効果が臨床されており

注目されているのです。

健康食品以外にも化粧品などの

原料としても用いられていますね。

未熟果にはりんごや梅の他にどんなものがいい？

先ほどのテーマでは、

りんごの未熟果について紹介しました。

未熟果はリンゴ以外にもあります。

その一つに梅があります。

未熟梅は、古くから健康に良いと

利用されていました。

未熟梅を燻製にしたもので、

「う梅」と呼ばれ漢方で用いられていました。

下痢止めとして用いられていたのです。

りんごや梅以外にも

みかんの未熟果も健康に良いのです。

みかんの未熟果は、

ヘスぺリジンが豊富で炎症を抑制する働きがあります。

そのため、未熟果のみかんをお風呂に入れると

アレルギーなどの炎症を抑えてくれると

アレルギーの友人に聞いたことがあります。

、みかんの未熟果は、酸が強いため、

肉や魚の臭み消しとしても大変効果的なのです。

未熟果のはっさくは、みかん同様アレルギーなどの

炎症を抑えてくれる働くもありますが、

それ以外にも透き通った透明肌も期待できます。

このように、様々な果実は、

完熟される前でも十分に効果があるのです。

しして何よりも未熟果は天然物です。

そのため、体にもやさしく、手軽に手に取りやすいです。

もっと、もっと、未熟果の研究が進み、

より、健康、美容面に生かされれば良いなと感じました。

まとめ

これからますます、健康に美容に良い未熟果には要注目です！