旬で定番な話のネタ日記

旬でありながらも定番ともなるちょっとためになる話のネタを集めます。

猫にこたつは危険だった!?脱水症状・やけど・酸欠…温度には要注意!

冬の風物詩とも言える、「猫はこたつで丸くなる」光景。

ポカポカと温かいこたつの中で、

のんびりとくつろぐ猫の姿を見ると、

こちらまで癒されますね。

 

しかし…

こたつの中は、猫にとって危険があることを

知っていましたか?

 

飼い主として猫を危険から回避させるために、

どんな危険があるのかをきちんと知っておきましょう!

 

 

相性抜群のはずが…猫がこたつで脱水症状!?

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「毎年こたつに入っているし、放っておいても平気平気」と

油断していてはいけません。

 

見た目にはわからなくても、

何かしらの不調が猫の体に起こっていることがあります。

 

その代表的なものが、「脱水症状」

 

こたつの中は当然温かくて気持ちいい…。

 

猫も人間も、何時間だって入り続けていたい気分に

させられます。

でも、ずっと入り続けていると

体の水分がどんどん奪われていってしまい危険です。

 

急激な症状は出ずとも、脱水状態が続けば

慢性的な腎不全を引き起こしてしまうことも。

 

水分不足は、熱中症を引き起こす危険だってあります。

 

脱水を起こしている時の症状としては、

「息が上がっている」

「背中の皮をつまんでも、もとの形に戻らない」と

言ったことが挙げられます。

 

自らこたつから出ようとしない場合は、

定期的に猫をこたつから出して、

水分補給をさせてあげましょう。

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人間であれば「こたつ+みかん+お茶」で

水分補給は完璧なのですが…

 

猫はこたつに入りながら水分補給を

することができませんからね。

 

飼い主さんがきちんと様子を確認してあげましょう。

 

 

油断大敵…猫がこたつでやけどすることも

 

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「こたつ程度の熱さでやけどするなんて大げさ~」と

思う人もいるかもしれないですね。

 

確かに、こたつの熱では普通のやけどを

することはまずありません。

 

しかし、危険なのは低温やけど

こたつ程度の熱さでも、

十分低温やけどをする危険性はあるのです。

 

低温やけどとは、体温より高い温度に

長時間触れ続けることで起こるやけどのこと。

 

こたつの温度は猫の体温よりも高いですから、

長時間体の同じ場所が熱にさらされ続ければ、

毛に覆われた猫でも低温やけどをする危険性が高いのです。

 

通常のやけどのように、触れた瞬間熱さを感じて

すぐに症状が出るというわけではないので、

気づいた時には低温やけどをしていた…

と言うケースが多くあります。

 

特に猫の場合は体中がモフモフの毛で覆われていますから、

本人(本猫?)も熱さに気づかず低温やけど

起こしてしまうのです。

 

また、飼い主さんが見た目で気づかずに

放っておいてしまうこともあり、

気づいた時には患部が悪化してしまっていることも。

 

低温やけどの怖いところは、

普通のやけどよりも治りにくく

重症化の危険もあることです。

 

軽い場合はヒリヒリした痛みや

皮膚の赤み程度で済むのですが、

重症だと水ぶくれ・脱毛・炎症・化膿などを

起こすこともあります。

 

軽い症状の場合は氷や保冷剤で冷やすなどすればいいのですが、

重症の場合は素人ではどうにもできません。

 

すぐに病院へ連れて行ってあげましょう。

 

眠っている時は特に危険…猫がこたつで酸欠を起こさないためには?

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 こたつというのは、思いのほか密閉されています。

 

特に、寒さ対策として2重3重にこたつ布団を

使っている場合は注意が必要。

 

人間は頭までこたつに入ることはまずありませんが、

猫は人間と違い、全身丸ごとこたつの中に入り込みます。

 

そのため、長時間こたつの中にいると

酸欠を起こす場合があるのです。

 

ほとんどの場合、息苦しくなれば猫が自分で

こたつの外へ出てくるのであまり心配はいらないのですが…

 

まれに、こたつの中で熟睡してしまって、

酸欠に気づかないまま長時間眠り続けてしまう場合があるのです。

 

そうすると、最悪のケースも考えられます。。。

 

大きなこたつの場合はそれほど心配ありませんが、

小さなこたつの場合は特に気をつけましょう。

 

対策としては、

寒くても定期的にこたつ布団をめくって換気をするのが

望ましいです。

 

トイレなどに立つ時、ついでにこたつ布団を

バサバサするだけでも効果的。

 

それが嫌な場合は、抵抗されるのを覚悟で

猫をこたつから引っ張り出しましょう。

 

とにかく、猫も人間も長時間動かないままこたつにいて、

密閉状態が続いている…

という状況が一番危険です。

 

見た目は不恰好になるし多少温かさも逃げますが、

筒のようなものを使って隙間を作っておくのも手ですね。

 

 

安全な猫とのこたつライフのために!温度には要注意

 

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「平和」「安心」を形にしたようなこたつでも、

上記のような痛ましい事故が起こることがあるのです。

 

癒される一方で、危険があることもきちんと

頭に入れておきましょう。

そしてきちんと事故が起こらないように対策をとってください。

 

 

まずは猫がこたつに入っている、

または猫とこたつに入る場合には、

できるだけ低温で使用するのがいいでしょう。

 

人間は主に下半身だけの使用なので物足りないかもしれませんが、

全身入っている猫のことを考えると、

物足りないくらいがちょうどいいのです。

 

温度を低めにすることで、

低温やけどや脱水症状のリスクはグッと低くなります。

(それでもゼロではないので、気を配っておかなければなりませんが)

 

そして猫がいつからこたつに入っているのかを

できる限り把握し、

水分補給や換気などタイミングを見て行いましょう。

 

特に猫が寝ている時は、

酸欠や低温やけどに気づかない場合も多いですからね。

 

そういえば長時間こたつに入りっぱなし…

と気づいた時点で、

必ず様子を確認してあげましょう。

 

もとからできる限り、こたつの端のほうへ誘導しておくのも

一つの対策です。

 

顔だけでもこたつ布団から出してあげるといいですよ。

 

 

まとめ

冬と言えばこたつ、

こたつと言えば猫(そしてついでにみかん)。

 

そんな鉄板の組み合わせではありますが、

気をつけていないと猫の体にダメージを与えてしまう場合があることを

知っておきましょう。

 

こたつには一度入ると二度と外に出る気を

失くさせる魔力がありますが、

それに打ち勝って安心安全なこたつライフを送ってください。